ZEDZによる東京ソロショー"ELEMENTS"、10月3日(金)開幕!

オランダ人アーティスト ZEDZ によるソロショーが、10月3日(金)から東京にある THE blank GALLERY にて開催されます! ZEDZは、80年代後期より、ヨーロッパを代表するグラフィティ・ライターとしてシーンを牽引し、ストリートアートをバックグラウンドとしながらも新たな表現を追及し続ける「ポスト・グラフィティ」の第一人者として確固たる地位を確立しました。近年では活動の場はストリートに留まらず、世界中のギャラリーや美術館、パブリックアートやリーガルウォールの製作など、多岐に渡ります。 "ELEMENTS"と題された今展では、約1ヶ月の日本滞在中に製作する、シルクスクリーンを用いた新たな技法によるシリーズや、ウッドピースの新作などがお披露目されます。 ZEDZのソロ・エキシビションは、10月3日(金)から26日(日)まで開催される予定なので、是非会場に足を運んでいただきたい! ※さらに詳しい情報は、下記の こちら からご参照ください。 "ELEMENTS"の開催に伴い、ZEDZ本人より以下のステートメントが寄せられています。 少年のころ、建築物の平面設計図に興味を抱いた。数年後にグラフィティを始め、それがアーティストになるきっかけになった。その頃の私の作品は、ヒップホップのカルチャーと音楽に強く影響を受けていた。 年月を経て私の視野は広がったが、少年時代に慣れ親しんだカルチャーをより昇華させたいと思うようになった。現在は、初心に抱いた2つの興味を分析することで、制作のインプットとして作品をクリエイトしている。 日本の都市の建築物は、私に強い衝撃を与える。街が構築されている様子や、建物の色や質感は自分の国のものとは異なり、それらは幾何学的で抽象的な空間世界への窓口となって、作品の質量や密度に影響する。 私は制作において、表面と奥行き、2Dと3Dの境界線に存在する張力を探求している。複数の層を構成することで静的な動作を生み出し、グリッドや空間的な要素を用いて実体をリミックスする。 日本で滞在制作する3週間では、東京の刺激的な空気を感じてインスピレーションを得たい。今回はシルクスクリーンを用いて、特殊な手法で“ワンオフ(一枚一枚ユニークなプリント)”シリーズを制作する。ここではシルクスク...