StreetArtNewsJapan ストリートアートニュース（日本語版）

日本人アーティスト RoamCouch による最新ミューラル『 When You Wish Upon A Star -Hawaii （星に願いを - ハワイ）』が、岐阜県安八町のストリートに誕生しました！ハワイのワイキキビーチが描かれた壁画は、ニューヨーク、ロンドン、パリ、ヴェニス（ 参照 ）に続く『星に願いを』シリーズ（参照） 5 作目の作品となります。 RoamCouch は、本作について次のように述べています。 「 20 年前に観たワイキキビーチをいつか絵にしたいと思っていました。実際観たビーチには勿論星は落ちていませんでしたが、もっと小さな頃に観たら、あのように観えていたかもしれません。ワイキキビーチはそれほどの場所であり、そのような幼いころのキラキラしたような感覚や想いというのを、ずっと持ち続けることができればと思っています。」 本作は、協進建設の支援のもと、 RoamCouch が手掛けるプロジェクト「 Emotional Bridge Project 」の一環として制作されました。この日本人アーティストは、町おこしを目的に掲げたプロジェクト「 Emotional Bridge Project 」を 2014 年に立ち上げ、故郷である岐阜県安八町とその周辺地域に無償で壁画を描いています。壁画は現在、本作を含め安八町で 9 点、隣町の大垣市とで 3 点、全部で 12 点見ることができます。 ワイキキビーチの美しい景色は、岐阜県安八郡安八町森部（森部水防倉庫）で見ることができます。 RoamCouch の動向は引き続きお伝えする予定です。お楽しみに！ Pics by RoamCouch

英国人ステンシルアーティストNick Walkerの最新ミューラルが、ニューヨーク州オールバニのストリートに誕生しました。掲載写真は、Pepper Spray Pressにより撮影されたものです。 北米における、ストリートアートシーンの動向は引き続きお伝えする予定です。お楽しみに！

　『第８回 BLOOP Festival』への参加のためにイビサ島を訪問したビジュアルアーティストINO。このプロジェクトは、長い年月を掛け、イビサ島全域に壁画やインスタレーション作品を誕生させることによって、景観に変革をもたらすことを狙いとしています。あと少しで３０作品に到達しようとしている同フェスティバルの今年のテーマは、『hope(希望)』。アーティスト達は、この"hope"というテーマを元にどのようなメッセージと個性を表現して行くのか？非常に楽しみです！ 　このテーマを元に今回INOが描いたのは、お金のために祈りを捧げる少女。現代社会における、幸福とモノとの強いつながりに疑問を投げかける作品となっています。 　企業の生み出す宣伝広告に簡単に踊らされてしまう若年層。巨額の予算を投じて無責任に宣伝広告をあらゆる場所に配置する大企業。若年層が大企業の大人達の格好の標的とされている現代社会。 　そんな社会に疑問を持ちながらINOが今回描いた壁画のタイトルは、皮肉にも『HOPELESS(絶望)』。この先の未来は良くなって行くのか？この作品を見た人々が未来の事を真剣に考える事。そうすればきっと未来は良くなる！

スペイン人アーティストDeihがHouse Tlyと手を組み、スペインのアリカンテのストリートに最新コラボミューラルを誕生させました。 “Parallel Fall”と題された壁画には、House Tlyによる抽象的なイメージに、Deihのキャラクターが描かれています。Deih曰く『人生は、パラレル・フォールだ！』とのことです。Deihの動向は引き続きお伝えする予定なので、お楽しみに！