投稿

8月, 2018の投稿を表示しています

Rekaによる最新ミューラル“Mother and Daughter”、デンマークのBrøndby Strandに誕生!

イメージ
オーストラリア人アーティスト Reka による40mにも及ぶ超巨大ミューラルが、デンマークのBrøndby Strandに完成しました。地域及び地元住民との交流は、本壁画誕生に大きな影響を与えたようです。そのため、ミューラルには、Rekaが出会った地元住民のポートレイトが描かれています。 “Mother and Daughter”と題された本壁画は、「地域」をテーマに置いた作品。具体的には、母親の役目、そして地域の子どもたちとの関係に焦点が当てらています。また、「地域」と関連性のある、「自然」というRekaの一貫したテーマも、作品のなかで探求されています。 Streen Art Newsでは、Rekaの プリント作品 が発売中です。記事と併せて是非チェックしてみていただきたい。

Leon Keerによる最新ミューラル、アメリカのリンに誕生!

イメージ
オランダ人アーティストLeon Keerによる最新ミューラルが、アメリカのリンのストリートに誕生しました。 マサチューセッツ州東端に位置する都市リンは、20世紀の変わり目まで世界の靴製造地として知られ、街周辺には234もの工場がありました。時代とともに、リンにおける靴製造業は衰退し、かつての工場は住居へと姿を変えています。そのような現状が、空の靴箱として壁画には描かれています。

Faith XLVIIによる最新ミューラル“The Progress of The Truth of Men”、カナダに誕生!

イメージ
南アフリカ人アーティストFaith XLVIIによる最新ミューラル“The Progress of The Truth of Men”がカナダのバンクーバーに誕生しました! Vancouver Mural Festivalの一環として制作された壁画には、“Sea Power”及び“The Natural Laws”という文字が添えられています。 北米はもちろんのこと、世界中のストリートアートについて、今後もお伝えしていく予定です。お楽しみに!

議論するキッカケを創出する壁画、ノルウェー人アーティストPøbelの最新ミューラル「家」

イメージ
Pøbelの最新ミューラル「家」が、ロシアのチェベルカに誕生しました。このチェベルカという村では100人以上の住民が、慣れ親しんだ家から退去する事を余儀なくされてしまいました。 今回、壁画が描かれたこの美しい建物も、本年度中に取り壊しが予定されているそうです。そして地元住民の多くは、すでに近隣の町、コラとロデイノイェ・ポリェに移住を終えています。 この住民退去は、観光事業開発のための計画の一部で、多くの空き家は中国からオーロラ鑑賞に来る観光客のための観光拠点へと一新されるようです。Pøbelによる壁画は、こうした問題に対して議論をするためのキッカケにあるようにと描かれたようです。 【ノルウェー人アーティストPøbelによるアートを通じての土地再編プロジェクト】 『プロジェクト名:Komafest』 ・2011年よりノルウェーのヴァードー という町で中央集権化 と天然資源に焦点を当てたアートプロジェクトを数多く手がけて来ました。 ・2018年よりロシアのコラ半島のチェベルカという昔漁業で栄えた町でアートプロジェクトを開始しました。チェベルカでは、バレンツ海の漁業が中央集権化された事によって、過去30年間で人口の90%を失いました。 今年の終わりまでに、町の大多数の建物は取り壊しが予定されており、チェベルカの住民は自身の家を明け渡さなければならないそうです。かつてノルウェーのヴァードーでは、同じように財政が中央集権化された事により人口の60%が減少しました。 Pøbel x Street Art Newsの特別インタビュー企画は こちら からご覧下さい。

絶滅危惧種を救う、Vhilsによる渾身のミューラル、インドネシアに完成!

イメージ
Vhilsは、東南アジアの重要なエコロジー問題に焦点を当てたプロジェクト「Splash and Burn project」の招待を受けて、インドネシアを訪問しました。 そこでVhilsはこんな事を言っています。 「今この世界は本当に重要な事に時間を費やさなくなってしまっています。これからどのように前進して行くのかを考える時間。重大な決断の数々がもたらした問題のある影響を反省する時間。そんな大切な時間を費やす事を忘れてしまったこの世界に警鐘を鳴らすべく、このプロジェクトを通じて、私はアート作品をこの世界に刻みました。私が今回本当にやりたかった事!それは私のアート作品によって、様々な問題に対しての人々の関心を喚起し、議論の機会を創出するという事。たとえ現場にいなくとも、みんなで議論を始め、世間の注目する問題にすることは出来る。」 2017年、科学者はスマトラ島での大型類人猿の新種オランウータンが発見されたことを発表。タパヌリオランウータンと名付けられた新種は、今最も絶滅が危惧されている大型類人猿(約800頭)。スマトラ島のバタントル森林地帯のみに生息が確認されており、水力発電ダムの建設計画等により生息地が脅かされています。 オランウータンを救うための嘆願書の著名は、 こちら からお願いします。

ギネス世界記録認定!Tetlakによる世界最大の手描き3Dミューラル誕生!

イメージ
Jason Tetlakによる3Dミューラルが、米国のフロリダ州ジャクソンビル近隣で誕生。世界最大の手描き3Dミューラルとしてギネス記録認定された本壁画には、ビースティーボーイズのメンバーに加えて、彼らの人気曲“No Sleep til Brooklyn”が引用されています。 「今作を制作するうえで、この場所は僕に大きなインスピレーションを与えてくれた。」とJason。「レコード(作品)を乗せるための十分な大きさのキャンバスを探していた時に、250 Park Streetにあるこの場所が目に飛び込んできたんだ、大きさだけでなく景観もよかった。」 ミューラルの大きさは、高さ22フィート(約6.7メートル)、幅90フィート(約27.4メートル)、総面積は驚愕の1930平方フィート(約179.3平方メートル)。この超巨大壁画をTetlakは、7日間で延べ50時間以上の作業を行い完成させました。 Tetlakはこんな風に説明してくれました。 「このミューラルを見る人達が赤青の3Dメガネをかければ、ミューラルが飛び出して見えるんだ。僕はいつも自分の作品には何か特別な要素を盛り込みたいと思っていて、それは時に3Dであったり、AR( 拡張現実 )であったり、そしてメッセージを送付するQRコードであったり。僕の作品と関わった人々に特別な経験をしてほしいと思って、いつもそんな工夫をしているんだ!」

Banksy 最新ストリートピース、イングランドのクリーブドンで誕生!

イメージ
神出鬼没のアーティストBanksyが、イングランドのクリーブドンで新作ストリートピースを誕生させたことを明らかにした! イメージは極めて単純だが、このストリートサインは様々な解釈できる。一つの例として、英国のEU離脱(通称:ブレグジット)へ票を投じるシルバー世代、ブレグジットの重荷に対処していかなればならない若者世代といった解釈ができる。 皆さんはBanskyの最新ストリートピースを見て、どのように解釈しましたか?

D*Faceの最新ミューラル“Careless Whisper”、シアトルに誕生!

イメージ
Treason Galleryで開催中の個展のために米国のシアトルに立ち寄ったD*Face。そんな英国人ストリートアーティストがシアトル滞在中に誕生させた壁画は、“Careless Whisper”と題した作品、そしてニルバーナへの敬意を表した作品の2点。 北米のストリートアートに関する情報は引き続きお届けする予定。お楽しみに!