StreetArtNewsJapan ストリートアートニュース（日本語版）

フランス人アーティスト Ludo による最新ミューラルが、パリのストリートに誕生した！ “Under Control”と題された本作は、現代社会を風刺した壁画となっている。アンテナと化した花々は、美しさで人々を引き寄せ、監視下に置こうと試みているようだ。 Ludo作品の特徴であるグリーンの彩色の秘密は、 こちら から！

都市部では、毎日多くの建物が建設されており、それに伴い「警告灯」も至るところで見ることができる。しかし、警告灯を気に留める人は、まずいないだろう。それは香港でも同様である。 そんな状況を打破すべく、2017年夏、Amber Auと Kila Cheung は、警告灯に焦点を当てたプロジェクトを実施した！Kilaは絵画と彫刻を専門としているアーティスト、Amberはラジオ局でアートや文化に関する番組などに携わっている。 そんな二人は、30個の警告灯を購入し、同プロジェクトを開始。Kilaが警告灯に顔を描き、その後二人で香港の街に繰り出し、30日間連続でストリートに愛らしい警告灯を設置した。この活動は、Amber AuとKila Cheungにより「Twinkle Twinkle Little Guys 30 days project」と名付けられた。 30個の警告灯が各々個性を発揮しており、まるで香港の人々に見る多様性を表現しているようだ。なんて素敵なプロジェクトなんだ！

スペイン人アーティストDeihから最新ミューラルの写真が送られてきた！スペイン北部ナバラ州のストリートで、Deihにより命を吹き込まれ誕生した壁画は、“A New Beginning”と命名された。 そんなスペイン人アーティストのシルクスクリーン作品"Info Generation"が現在 StreetArtNewsオンラインサイト にて発売中！最新ミューラルと併せて是非チェックしてみてほしい。

Photos by @Street Art News 　２０１８年３月、ニューヨークの有名な壁、Houston Bowery Wallに Banksy の作品が誕生しました！（過去記事は こちら ）グラフィティ・ライターのBorfと共同で完成させたこのミューラル。一見しただけでは、そのメッセージの理解が難しいこの作品。しかし、このミューラルの裏側には、壮絶な物語が存在していました。 　ミューラルの中に描かれているこの女性は、トルコに住むクルド人ジャーナリストで、アーティストでもあるZehra Dogan。彼女は、トルコ国内のメディアが報じようとしない、クルド人街ヌサイビン地区の実情を発信してきました。２０１６年のある日、彼女は破壊されたヌサイビン地区の瓦礫の中にトルコ国旗がはためく水彩画を描き、Instagramに投稿しました。 Photo by @Zehra Dogan 　その後、この画像がテロ組織のプロパガンダ行為に当たるとして、トルコ政府により拘束され、有罪判決を受けてしまいました。その懲役期間は、２０１７年の９月より２年９ヶ月２２日。 そんな獄中の彼女からこの度、Banksy宛に「違法な手紙」が届いたそうです。 Banksyが公開した、その手紙がこちら↓  Photos by @Banksy Dear Banksy 　 　今、私は多くの事を禁止し拒絶した国の中に存在する、血塗られた拷問の歴史を持つ地下牢でこの「違法な手紙」を書いています。手紙や電話での通信手段を禁止されている私にとってこの手紙は違法です。ですので、私は秘密裏にこの手紙を書き、極秘の手段でこの手紙をあなたに送るつもりでいます。 　まず始めに、この地の現状の話をしたいと思います。美しい土地、山、そして街を爆撃するべく飛び立つ多くの戦闘機の恐ろしい爆音によって、私達は毎日怒りに震えています。１時間に１回は聞こえるそのおぞましい音によって、私達の身近な家族、親戚、そして動物までもが殺されています。 　毎日のように新聞で知る、身近な人々の死！その記事を読んだ時のこの苦しい気持ちは本当に説明が難しいです。それはある日の事、私達は刑務所の中で友達の娘がアフリーン（シリア北西部の都市）で殺された

ウィーン発のストリートアーティストTABBYによる「THE TABBY ROAD 2018 "旅路"」が、東京・神保町にある ギャラリーかわまつ で開催されています！プロフィール非公開の「LOVEを愛し、HATEを憎む」TABBYからコメントが届いているので、以下に掲載させていただきます。 TABBYのコメント 「大阪や東京に過ごす人の多さ、そしてそんな大都市がいかに美しく親しみやすいか、友人から聞いて驚いたことがあります。日本国内に訪れてみたい場所はいくつもありますが、残念ながらやることが多いため、 近場の街を数箇所訪ねられればいいな、と思ってます。私は元来ストリート・アーティストですが、試行錯誤を繰り返し、キャンバスを使ったアートピースも満足いく出来になりました。表現において大事にしているのはユーモア。シリアスな話題をユーモアでコーティングすることによって、より人々の注意をひきつけられますから。 この国で初めての個展が出来るのは嬉しいもの。私のことを知っている方は勿論、 訪れる人たちが少なくとも一点は気に入る作品を見つけてくれたら嬉しいですね」 THE TABBY ROAD 2018 "旅路" 会場: ギャラリーかわまつ ​〒101-0051 東京都千代田区神田神保町2-12-1 会期: 2018.7-14(土)-24(火) pics by Gallery Kawamatsu

　１９９０年代！Christophe Aguirre Schwarzという男が Zevs (ゼウス)という名でパリのストリートに現れた！ 既存のグラフィティとは異なる手法でZevsはストリートで名を馳せて行った。その手法は、大手企業の広告看板をグラフィティで攻撃するというもの！ 　２００２年には、『ビジュアル・キッドナッピング（誘拐）』というキャンペーンの名の元、ベルリンの看板の写真のモデルを切り取り、文字通り誘拐した！その後もZevzは各地で大手企業の看板のモデルを誘拐し、更に会社に身代金までも要求していた！ 　２００９年には、香港でエキシビションを開催し、その合間にアルマーニの店舗にシャネルのロゴを無断でペイント！そして、逮捕された！ 　そんなストリートの問題児がまたまた香港に戻ってきました！今回のターゲットとなるブランドは、 Supreme と Louis Vuitton ！２０１７年よりコラボ商品を発売しているこの両ブランドをZevsがどのように調理するのか？ 　Zevsの最新エキシビション『SUPREME MEME』は、香港のギャラリーで8月4日まで開催中。お見逃しなく！ 【会　場】 Over The Influence 1/F, 159 Hollywood Road Central, Hong Kong Photos by @Over The Influence Hong Kong

サーフィン、スケートボード、ファッション、アート、そして自然界の架け橋となるブランド、 RVCA ! 現在、RVCA SHIBUYA GALLERYでは、ペインター MHAK (Masahiro akutagawa)の新作の息吹を体感できるエキシビション『 MOLECULE | 分子 』 が開催中です。 会期は7月22日（日）までとなっていますので、お見逃しなく。 開催期間 : 7月6日（金） 〜 7月 22日（日） 営業時間：11:00 〜 20:00　 会　　場 : RVCA SHIBUYA 2F　 住　　所：東京都渋谷区神宮前5-27-5 TOLDAビル） 詳細情報： RVCA Japan Photo by @RVCA Japan

アルゼンチンのアーティスト Pastel  の巨大なミューラルがポルトガルのコビリャンという街に誕生しました。 ストリートの植物画家が生み出す、美しくそして親しみやすい作風の植物！ この植物は、この地に暮らす人々の生活にこれからも寄り添って生きていく事でしょう！ Street Art News Japan ではこれからも世界各国のストリートに生まれるアートの息吹をお伝えして行きます。