Street Art Films 『Ludo編』


Street Art Newsがお薦めのストリートアート関連のビデオを紹介する企画、『Street Art Films』の第二弾のアーティストはLudo
最初の2本はパリの中心街でフランス人アーティストLudoが素晴らしいミューラルを誕生させるまでの過程が収録されており、非常に見応えのある ビデオとなっています。そして3本目は、Ludoのインタビュー並びにクールな作品の映像が収録されており、こちらもおもしろい内容のビデオとなっています。
LudoがSANの読者のために送ってくれた写真及びコメント、そして見応えある3本のビデオをお楽しみください!











ビデオを見て気付いた読者も多いかと思うが、Ludoの作品には必ずグリーンの色彩が用いられている。あの色彩は、彼の作品にとって大切な要素の1つではあることは間違いないだろう。そこで、Ludoにグリーンの色彩を作品に用いる理由を聞いみた。

Street Art News (以下S):
Ludoの作品には必ずグリーンの彩色が施されているけど、何か理由があるんですか?

Ludo (以下L):
最初は白黒のみで作品を制作していたんだけど、その後作品にあのグリーンを彩色するようになったんだ。グリーンの色彩を作品に使う理由は特にないんだけど、あえていうならテイストだね。今は、あのインパクトのある独特な色を作品に使うことはすごくおもしろいよ。でも、いろいろと学んでいくうちに、すごく扱いの難しい色彩であることも分かってきて、事実さまざまなアートであの種の色彩は悪運の象徴としてよく使わているんだ。。。まぁ、僕は全く気にしていないけど。それから、グリーンの色彩が壁から流れ落ちる様子を見ると僕は映画のゴーストバスターズのスライムを思い出すんだ。フランスの画家イヴ・クラインがイブ・クライン・ブルーと呼ばれる独自の「青」を開発した様に、僕もアクリル絵の具や顔料を駆使して自分の「緑」を作る事が好きなんだ!

さらに、Ludoに日本文化に興味があるかも聞いてみた。

S: 日本の文化に興味はありますか?

L: 自分の作品が日本文化に多大な影響を受けているかは分からないけど、大友克洋(AKIRAの作者)のマンガはいつも読んでいるよ。あと、日本の伝統や田舎にまだ残る自然と超近代都市がどのように融合しているかという事にすごく興味がある。僕が作品を通じてやろうとしていることは、このような有機物と無機物という2つのものから成る世界の融合なんだ。

Street Art Newsがお勧めするLudoのビデオ、楽しんでいただけたでしょうか!?次回のStreet Art Filmsをお楽しみに!

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