アイルランド人アーティストFintan Switzerの紹介!


"Adam"

Fintan Switzerの生み出すストリートペインティングは、いわゆるストリートアートとは一線を画している。

元々は伝統的なペインティングを描いていたこの若いアイルランド人アーティスト!彼がなぜストリートに描くようになったのかを我々SANに教えてくれました。

「長い間、型にはまったスタイルで人物像を描いてきた僕は、ある時無性に何か新しいことに挑戦したくなったんだ。そんな時ふと思ったのが僕の好きなアーティスト達の多くはストリートで自己表現をしており、僕もそんな自己表現をしてみようと思った。その思い付きは最初刹那的なものかとも思ったけど、これがやってみるとどんどんのめり込んでしまったんだ。最初の作品を描いてる最中に、もう次の2作目が頭に浮かんできて、それからはどんどん描き続けているんだ。」

我々はどこで最近の作品を見ることが出来るのか彼に聞いてみました。

「僕の作品は故郷であるアイルランドのKillarneyという街で見ることが出来るよ。小さな町だからたぶん容易に見つけることが出来ると思う。でも場所によっては塀を乗り越えたり、犬に追いかけられたりするかもしれないけどね。美術間でのアート鑑賞と違ってストリートではゆっくり鑑賞なんて出来ない場合もあるよね!笑」

Fintanの最近の作品“Webcam Wars”, “Waltz With The Philistine”, “Hail And Fire”そして“Post Oppression Depression”にまつわる話を聞いてみた。

「作品の芯にあるのは、闘争と革命。その中には殉教、宣伝、国王殺害、偏執病、帰結主義といった重い意味合いが込められているんだ。ストリートに描くということは小さな可愛らしい絵を描くこととは違うからね。」

ストリートで作品を描く傍らFintanは来年から自身の作品も販売するそうなので、彼のウェイティングリストに登録してみてください。こちらから。その他の作品はこちら からご覧ください。

"All The King's Canines"

"Webcam Wars"

"Waltz With The Philistine"

"Alice Doesn't Live Here Anymore"

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