グラフィティアーティストZOER&VELVET再来日! 展覧会『BLAS』8月7日(金)開幕
今年の4月、 『L’ETAT LIMITE/極限状態』と題された展覧会が中野ブロードウェイの「Hidari Zingaro」で開催されました。。その展覧会で美しいグラフィティ作品を披露してくれたZOERとVELVETがこの度新たな展覧会の為に再来日しました。古典的なグラフィティも好きですが、それとは一味違うグラフィティのこれからの可能性を是非この機会に体感していただきたい。
《以下プレスリリースより》
8月7日(金)より、カイカイキキギャラリーにてZOER&VELVETの展覧会が開催されます。
多くの若手アーティストを輩出してきたGEISAIは、既存の文脈から解放された、世界中のクリエイティブなアーティストを中野ブロードウェイ内のカイカイキキのギャラリー、Zingaroへと招聘する新しいプロジェク卜、「GEISAI∞infinity」となりました。
その企画の第三弾として、2015年4月にフランス人若手グラフィティアーティスト、ZOER&VELVETを中野のZingaroへと招聘し、展覧会「L’ETATLIMITE/極限状態」を開催致しました。その際、油絵によるキャンバス作品のみを展示するという新たな試みが行われました。常に新たな事へと挑戦する彼らに、今回は元麻布にあるカイカイキキギャラリーの壁3面へと張り込まれた、巨大なキャンバスを1ヶ月間日本に滞在して頂きまして、ギャラリー史上最大の作品を制作して頂きます。
本展のZOER&VELVETの展覧会のタイトル「BLAS」は、「blasphemy(神への不敬、冒涜)」という言葉からつけられました。日本では、現状あまり深刻な問題ではありませんが、ヨーロッパにおいては、移民/難民の問題が非常に大きいです。そして、宗教や人種の異なりによる差別が存在します。安住の地を求め移住してきた者達は、今度、精神的に孤立します。一方で、科学技術の発達により我々は常に、情報にさらされています。また、瞬間的にあらゆる情報を手に入れられますが、それらの情報は、同じ位相で語られるようになり、実際に現実として起きている問題は、単なる写真や情報として処理されています。その現代社会の問題を土台に、ZOER&VELVETは、全てを失った終焉後の世界とは一体どのようなものであるのかを、キャンバス上へ描いていきます。
この機会に、是非ご来廊頂きまして作家たちが織りなす終焉後の「新たな世界」を体感して頂けたらと思います。
【展覧会】
「BLAS」 by ZOER&VELVET
【会期】
2015年8月7日(金)〜29日(土)
【オープニングレセプション】
8月7日(金)18:00-20:00
【時間】
Open: 11:00-19:00 / Closed:日、月 、祝
【会場】
Kaikai Kiki Gallery :東京都港区元麻布2-3-30 元麻布クレストビルB1
展覧会情報はこちらでご覧ください。
アーティスト情報はこちらでご覧ください。
Photo by Kaikai Kiki Gallery
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