英国人アーティストStikの巨大アート・ピースが静岡市に誕生！

 

静岡市に誕生させた圧巻のミューラル（参照）が記憶に新しいStikが、静岡市にある紅産業株式会社に新作アート・ピースを誕生させました！

そんな英国人アーティストが、Street Art News Japanの読者の為だけに今回のアート作品についてのコメントを寄せてくれました。

こちらのアート作品は、静岡市にある紅産業株式会社（住所：静岡県静岡市清水区三保612-4）でご覧いただけます。

 

【紅産業リサイクル工場】

 

今回、僕が作品を描いた場所は、活気あふれるリサイクル工場だったんだ。僕が作品を描いている時、技術者の人達は、日常業務として、ゴボゴボと音を立てる大きな鉄のタンクの蛇口を開けたり閉めたりしていたね。写真に写っている３つの銀のタンクには使用済みのオイルが、そしてそのオイルをろ過するための水が青いタンクに貯蔵されていたんだ。
タンクの周りを歩いているキャラクター達は、リサイクルの過程を表現している。そして更にサラリーマンの人達の日々の業務に関しても表現しているんだ。 どんな角度から見ても、１つの目的の方へ向かっているように描いたんだよね。更にそこには延々と終焉することのない繰返しの業務の大変さも表現しているんだ。

６メートルにも及ぶ１６もの数のキャラクターを完成させる為に、１週間一心不乱に制作作業に打ち込んだよ。ホストファミリーのウチダ家の人達は、僕が必要としていたすべてのものを用意してくれて、本当に親切にしてくれたよ、あと地元の人達も僕にすごく暖かく接しくれたんだ。

Stik 2013

pics by Tsutomu Uchida